愛知東邦大学

教員紹介

安藤 真澄

教員紹介

安藤 真澄(あんどう ますみ)

教授

所属
経営学部 ビジネス学科
学歴(最終)
京都大学 文学部 哲学科
学位
文学士
研究室
A301(A棟3階)
教員データベースURL
https://researchmap.jp/andomasumi

Credo

考えながら行動し、行動しながら考える

研究概要

広告・PRの理解と受容のプロセス

広告やPRのメッセージが受け手によってどのように理解され、共感されるのか。その結果、どのように受容されるのかについての理論的な枠組みの研究と事例研究を行っています。広告やPRには人を正しい方向にも誤った方向にも導く力があるので、正しい使い方としての広告・PRの倫理が求められます。デジタル化社会になって人間の情報行動がネット中心に移行するに伴い、ネット上のメッセージに対する、直感的で近視眼的な理解と共感への志向が強くなって来ました。その結果、ネット上にはそれに適合的なメッセージが氾濫するようになりました。それは広告やPRについても言えることです。このような直感的な情報行動は利己主義と親和性が高く、そこに傾くのは大変危険なことです。そこで、それを防ぐような利他的な広告・PRとはどのようなものかを考察しています。

研究内容

研究分野

広告コミュニケーション論、メディア論

研究キーワード

マーケティング・コミュニケーション、デジタル化社会、広告倫理

研究テーマ

広告がどのようにして理解され、共感されるのか、そのプロセスがデジタル化でどう変わるのか、その際、広告や企業の倫理はどうあるべきかを研究しています。

担当科目

上級マーケティング、メディアコンテンツ入門、デジタルマーケティング、ビジネスプランニング

論文

論文名 デジタル社会におけるPRの広告化と広告のPR化―ステークホルダーとの関係構築の視点からの考察―
掲載誌名等 南山大学紀要『アカデミア』社会科学編第29号 pp.115-149.
掲載誌発行年月 2025年6月
共著区分 単著
論文名 顧客に寄り添う広告とは―マーケティング・コミュニケーションにおける「当事者性」の問題―
掲載誌名等 南山大学紀要『アカデミア』社会科編著第26号 pp.177-202.
掲載誌発行年月 2024年1月
共著区分 単著
論文名 広告の倫理とデジタルテクノロジー ― howからwhatへ、そしてwhyへ(第49回日本広告業協会懸賞論文金賞受賞)
掲載誌名等 (社)日本広告業協会『JAAA REPORTS 臨時増刊号 第49回懸賞論文入賞・入選作品集』pp.7-16.
掲載誌発行年月 2020年7月
共著区分 単著

著書

著書形態 単著
書名 広告コミュニケーションの本質とは何か 「広告社会学」の試み
出版機関名 ミネルヴァ書房
発行年月 2021年5月
著書形態 共著
共著の場合のみ担当論文名等 第7章 海外広告「ロシア」、pp.347-351.
書名 『電通広告年鑑‘93/’94』
出版機関名 (株)電通
発行年月 1993年5月
著書形態 共著
共著の場合のみ担当論文名等 第7章海外広告「ロシア」、pp.342-346.
書名 『電通広告年鑑’92』
出版機関名 (株)電通
発行年月 1992年9月

その他研究に関わる活動等

  • 日本広告学会理事
  • 名古屋工業大学ダイバーシティ推進センター女性技術者リーダー養成塾講師
  • 一般社団法人中部未来リーダーズ協議会中部未来リーダーズサロン・インスパイアリーダー

連絡先・取材依頼

メール nyushi@aichi-toho.ac.jp
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