2026.07.06
10mの“魔法の絨毯”できたよ
愛知東邦大学の東邦プロジェクトの授業で、学生12人が7月4日にLCホールで、地域の子どもたちに造形ワークショップを行いました。TOHOアートキャラバンの一環で、梅雨の時期に外で遊ぶ機会の減っている子どもたちが、身体全身を動かして絵を描く遊びができたらという思いでスタートしました。会場には、約30人の子どもたちとその保護者が集まり、10mの長い画用紙に絵を描きました。
学生たちは、さまざまな種類の筆の他に、スポンジやモップ、ホウキやハエタタキといった道具を準備しました。自作の虹色クレヨン、手や足で描けるゆび絵の具を渡された子どもたちは、最初は戸惑いながら真っ白な画用紙に向かいました。普段は使わない道具や画材を用い、身体全身を動かして、試行錯誤しながら思い思いに絵を描きました。最初は遠慮がちだった子どもたちも、手や足、服が汚れることも気にしなくなり、描かれる色や形を楽しみながら、ワークショップ終盤には、紙が絵の具でクタクタになって破れるまで色を塗り重ねていました。
大きな紙や道具と格闘しながら、自分の身体の動きの軌跡が色や形となって描かれることを楽しんでいるようでした。最後には、色とりどりの花が咲いたようなカラフルな10mの長い絵ができあがりました。子どもたちは、汚れた手足や服を保護者の方に誇らしげに見せて、保護者の方からも「いっぱい描けて楽しかったね!」と褒めてもらっていました。
企画した学生からも「子どもたちが全力で楽しんでくれて嬉しかった」「子どもたちの予期せぬ行動に驚いた」「服が汚れてしまっても保護者の方にも喜んでいただけたようで安心した」などといった感想を聞くことができました。保護者の方も「普段できない体験ができて良かった」「学生さんのたくさんの準備に感謝します」といった声が聞けました。子どもたちも帰る頃には「ありがとう」「またね」と感謝の気持ちを学生に伝えにきてくれていました。
完成した10mの絵は、L棟1階に“魔法の絨毯”となって飛行中です。現在「世界の子ども絵画展」も開催中です。子どもたちの元気なエネルギーを是非ご覧ください。(教育学部教授 新實広記)