2026.06.24
カンボジアってどんな国?~フェア開催
「食べる。話す。つながる。キャンパスで出会うカンボジア」をテーマにした「カンボジアフェアin愛知東邦大学」が6月23、24日の両日、本学S棟を中心に開かれました。8月のカンボジアでの海外研修を学生にアピールする目的で企画されました。
メインの特別授業は、カンボジアの現況に詳しい株式会社「スパイスアップ・アカデミア」の森山達央社長が講師を務めました。両日とも全学部から参加者を募集しました。24日の授業では、愛知県ユニセフ協会の平光佐知子事務局長が「世界のこどもの権利条約」についての話もしました。
森山さんの講義では、最近は特殊詐欺団の潜伏先のイメージが強いカンボジアだが、プノンペンなどの現状を説明し、まず「危険」という誤解を解きました。巨大なイオンモールが進出しており、日本の食べ物や文化への親近感も強いそうです。
その上で森山さんがカンボジアで行っている「サムライカレープロジェクト」を説明しました。現地の人にヒアリング調査をして売れるものを探り、それを販売してお金を稼いで、現地の小学校や障がい者施設に寄付をする体験型プログラム。「カレーと付いていますが、カンボジア人は日本のカレーが嫌いなので、カレーは売れません。まずヒアリングで現地の人が好きな物を調べます」と森山さん。
さらに「現地語がしゃべれなくても大丈夫。ヒアリング(マーケティング)は大学の日本語学科の学生相手なので日本語で大丈夫。その後、現地の人をアルバイトとして採用して販売品を決め、仕入れをし、試作品を作ります。販売場所もイオンモールなどで、売るのもアルバイトに担当させます」と続けました。「初めての海外でインターンシップなんて無理だと思うでしょうが、それが『できる』ことで自分が成長できます」と言い切ると、学生たちも興味が沸いたようでした。実際にサムライカレーに参加した愛知県内の大学生も登壇し、「楽しかった」と体験談を話しました。
熱意あふれる森山さんの講義を聴いていた経営学部1年生の男子学生は「楽しそうだし、自分でもできると思いました。今年中に現地に行きたい」と意欲満々で話していました。
一方、昼休みには本学の「多文化friendsサークル」のメンバーらと国立プノンペン大学日本語学科の学生が、2日連続でリモート懇談会を開きました。「なぜ日本語を学んでいるのですか?」との質問に、全員が「日本のアニメに興味を持ったのがきっかけです」と答えていました。その後は「食べ物では何が好き?」「寿司を食べましたが、わさびが苦手です」「アニメ以外は何が好きですか」「歌やゲームです」などと他愛のない会話が進みました。また、お互いにアルバイトをしていることや、カンボジアではカレーはハレの日の特殊なごちそうであるなどの話も出ました。
また同フェアに合わせ、学生食堂のメニューもカンボジア料理がメインに変わりました。事前に森山さんと学生、学食運営者らが話し合い「クメールカレー」と豚肉の甘辛煮である「バイサイチュルーク」が提供されました。甘辛いココナッツミルクを使ったカレーはもちろんですが、カンボジアの朝食の定番であるバイサイチュルークも「おいしい」と人気でした。
S棟ロビーには、学生らが作ったカンボジアに関するポスターが展示されていました。ユニセフのブースもあり、愛知県ユニセフ協会のスタッフが、カンボジア支援物資の展示や募金を行っていました。またカンボジアへの留学・研修の相談にも乗ってくれるエイチ・アイ・エスのブースも出ていました。このコーナーでは本学が企画した「ビジネス&国際貢献体験プログラム」の申し込みも行っていました。8月16日から16日間の日程で、サムライカレープロジェクトを取り込んだ研修旅行です。愛知東邦大学後援会から3万円の補助金が出ます。申し込みは国際交流センターで6月末までとなっています。

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