2026.06.02
硬式野球部、1部昇格ならず
「ようやった。最後までよく頑張った」――試合終了後の両チーム整列の際、ベンチ前に並んだ森田泰弘監督はつぶやいていました。目をはらした選手たちに向けた老将の目は穏やかでした。
愛知大学野球2部春季リーグで優勝した愛知東邦大学は、5月30日~6月1日の1部2部入替戦に出場しましたが、愛知学院大学(1部6位)に1勝2敗と敗れ、1部昇格はなりませんでした。
1回戦は緊迫した投手戦でした。両チームとも出塁はするもののあと1本が出ず、同点のまま迎えた7回、愛知東邦大は敵失で勝ち越します。しかし9回裏、同点に追いつかれ、満塁から三塁へのゴロが内野安打となり、サヨナラ負けとなりました。
2回戦は、初回に本塁打で先制されましたが、2回、連続四球の走者を2本の安打で返し、鮮やかな逆転を見せました。同点に追いつかれましたが、6回に長短打でつかんだ満塁のチャンスに押し出し四球とスクイズ、犠牲フライで4点を奪い突き放しました。相手は14安打を放つも、愛知東邦大は投手陣が踏ん張りました。
3回戦は、愛知東邦大は4回までに11本の安打を放ち5点を奪い、このまま勝ち切れるかと思わせるペース。しかし5-1のリードで迎えた5回に愛知学院大に一気に同点に追いつかれます。さらに6回には3ラン、7回にも3点を奪われ6点差をつけられました。その裏、愛知東邦大は5安打を集中する打者一巡の攻撃で4点を返します。しかし反撃もここまで9-12で敗れました。
3戦とも夏の強い日差しが降り注ぐ中、多くの家族やファンがスタンドから大きな声援を送っていました。1回戦には制服姿の東邦高校の野球部員もスタンドに駆けつけました。日曜日の2回戦は榊直樹理事長、鵜飼裕之学長など多数の教職員の姿も見られました。第3戦は、初めて大学野球にTOHOマーチングバンド(有志)が登場。「戦闘開始」など勇壮で華やかな演奏で、選手を鼓舞しました。全東邦一丸になっての熱い応援でしたが、1部の壁を乗り越える目標は次回に持ち越されました。
森田監督の話 選手たちはよくやったと思います。(入替戦の)第3戦に持ち込めたことをみると、力をつけてきたのかなあと思います。また1から出直しですが、秋に向けて、やってきたことをさらにグレードアップして、練習に耐えながら士気を上げていきたいと思います。
◇入替戦1回戦(パロマ瑞穂球場)
愛知東邦大 001000100 2
愛知学院大 100000002X 3
◇2回戦(パロマ瑞穂球場)
愛知学院大 100010101 4
愛知東邦大 02000401X 7
