愛知東邦大学

2026.05.26

学生がドッグセラピーの効果を測る

 犬と触れ合うと自律神経はどう変わるか?――526日の人間健康学部3年の松永ゼミで、ドッグセラピーの効果を可視化する実習が行われました。
 自律神経のバランスを崩しさまざまな症状に悩んでいる人が増えていますが、ドッグセラピーもその対処法の一つとして注目されています。実践的な健康情報として、犬と触れ合うことで自律神経のバランスが整うことがあるのかを「見える化」するのが狙いです。
 この日は江南市の「マロン・セラピードッグ協会」の代表、栗本浩子さんとセラピー犬のとと(7歳メス)とわらび(3歳メス)の2頭のラブラドールレトリバーが本学にやってきました。松永昌宏教授が自律神経の活動を可視化する機械を持ち込み、その測定装置を着けて心電図を測る学生には、山本舜さんが手を上げました。
 ゼミは木陰で風も通る涼しい学食前の園庭で行われました。9人の学生が参加しましたが、犬を飼ったことがある人はゼロ。犬が怖いと言う人も1人いました。そこでまず犬と慣れるためにさまざまなゲームをしました。おやつを置いて食べるのを待たせる「おやつカウンター」▽おやつを投げて口で受ける「フードキャッチ」▽人間の股の間をくぐっておやつまでたどり着かせる「トンネル」などで、最初はぎこちなかった学生たちも徐々に犬に慣れ、笑顔で犬と遊べるようになりました。「怖い」と言っていた女子学生も、一緒に歩いたり、名前を呼んで呼び寄せたり、背中をなでたりできるようになりました。栗本さんも「ドッグセラピーをいろいろな所でやるけど、若い人は不真面目な対応する人も多いが、愛知東邦大学の学生さんは素直な人ばかりでした」と褒めていました。
 一方、パソコン画面を見ていた松永教授は「自律神経のうち、交感神経が犬と触る前と後とでは数値が5分の1に変化しました。つまり体がリラックスしたということで、見える化が成功しました」と笑顔を見せました。「実験」に協力した山本さんも「犬と一緒にいる間は気分がとても落ち着いていました」とやや興奮気味に話していました。

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