愛知東邦大学

2020.11.10

教育学部で教育実習報告会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 教育学部は11月3日、教育実習Ⅱ(小学校)の報告会を開催しました。今年度は新型コロナウイルスの感染拡大が心配された中、教育実習の実施自体も危ぶまれました。しかしながら、小学校ごとに時期をずらしたり、2週間に短縮したりするなど工夫して実習生を受け入れていただき、無事に18人全員が小学校での教育実習を終えることができました。

 4・5時限を利用しての報告会は、学生による司会進行で行われ、どの学生からも充実した小学校での教育実習の様子が報告されました。

 実習中、先生方から学んだこととして、「教員として、学ぶ姿勢を常に取ってほしいと言われたことが印象に残りました」「指導教官の先生が、一緒に失敗して反省して学んでいこうと言われ、とても心強かったです」「授業は、ああやっておけば良かった、こうやておけば良かったという反省ばかりだけど、反省が無くなったら教員は終わりだよと言われました」などといった報告が行われました。

 

 また、子どもたちから学んだこととして、「先生と呼んでくれたことが嬉しかった。子どもたちはとても素直でとても優しくて、3週間はとても充実していてあっという間だった」「休み時間には鬼ごっこをして、名前を呼んで触れ合っていったことで、研究授業でも子どもたちが助けてくれた」「教師自身が笑顔を忘れずに、楽しみながら授業を行えば、子どもたちも楽しんで授業に取り組んでくれる」などといったことを挙げていました。

 教育実習全体を通して、「つらいことはたくさんありましたが、4年間教師を目指して良かったです。努力すれば必ず実るということが分かりました」「教員っていうのは素晴らしい仕事だということが分かりました。必ず教員になりたいと思いました」「研究授業で失敗したのは、すごく悔しくて、自分に足りない部分や未熟さがよく分かりました。これからも改善し成長し続けていきたいです」などといった感想もありました。

 報告会に参加した教員からは、「指導教官の先生や子どもたちとの関わりの中で学んだことを原点に頑張ってください」「教員は現場で育つ。教師になる皆さんは学んだことを基に、今度は一から学級をつくり上げていってください」「教育実習を乗り越えた充実感が伝わってきて、経験が人を育てるということが分かりました。失敗が成功につながるので、これからも一生懸命に挑戦していってください」などの講評がありました。

 大変お忙しい中、受け入れて指導してくださった学校現場の皆様に感謝致します。この小学校の教育実習で得られた貴重な経験を、今後の大学での学習にも生かしていってほしいと思います。(山本かほる、白井克尚)

 

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