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教職支援センター

教職支援センター

本学の教職支援センターは、教職課程の中核をなす全学的組織と位置付け、小学校教諭・幼稚園教諭ならびに保育士資格取得を目指す教育学部、中学校教諭（保健体育）ならびに高等学校教諭（保健体育）取得を目指す人間健康学部と連携し、教職課程・保育士養成に関する教育実習・保育実習や採用試験対策を行っています。また、各種情報収集や調査、相談、企画立案をはじめ多くの業務に当たっています。

教職支援センターの主な役割

採用試験対策支援：3年次を中心に4年次夏に実施される採用試験までの間、学生を継続的かつ総合的に支援するため「筆記試験対応」「面接・論文対応」などの様々な特別対策講座を開設しています。また、近年の教員採用試験早期化に伴い、2年次からも参加できるようにするなど毎年特別対策講座の改善にも取り組んでいます。さらに、教職においては、講師を勤めている卒業生を対象にした特別講座を開設しています。
指導力向上支援：体験を重視する観点から、教育現場等の視察の機会を多くし、教師・保育士として身に付けるべき使命感や責任感、実践的指導力等の向上を図っています。本学は、名東区内唯一の大学であることから、サービス・ラーニングや学校園行事参観等区内の学校園と連携をした取り組みを中心に進めています。
教育実習・保育実習支援：実習校の選定から、実習の事前指導・実施・事後指導に関わる諸事項について、学内外の関係機関と連携しながら支援を行います。
介護等体験支援：福祉施設や特別支援学校での体験に関する実施先の配属をはじめ、事前指導などを行います。
情報提供：教職支援センターにおいて、教職・保育士採用に関する文献・資料の閲覧や学校ボランティア等の紹介をしています。
各種相談：教職支援センターにおいて、教職・保育士に関するあらゆる情報を取り揃え、進路選択や教職・保育士養成課程の履修、履修カルテなどに関する様々な質問や相談に応じています。
広報活動：学生が活躍している様子や関心のある情報等を広報するために「教職支援センター通信」「教職支援センター・ニュース」を年間数回発行しています。

教員免許取得に向けた支援

●教員採用試験対策

採用試験合格を目指した講座と指導力の向上を目指した講座の2つの特別講座を開催します。2つの特別講座は、無料で行います。希望制なので意欲のある学生が希望します。

［採用試験対策特別講座］
採用試験合格を目指した講座です（筆記試験、面接・論文対策）。各職種に応じた学びを行います。過去出題された問題を分析し、希望自治体に応じた勉強を繰り返し行います。特別講座を受講した学生の多くが採用試験に合格しています。
<合格実績>
2022年度：最終合格者数14名（延べ数）、1次試験合格率92.9%、2次試験合格率71.4%
2023年度：最終合格者数13名（延べ数）、1次試験合格率81.8%、2次試験合格率72.7%

［指導力向上特別講座］
指導者としての力量を高める講座です（情熱・使命感、授業力、実践的指導力等）。教育現場での直接体験を数多く取り入れています。1年生から4年生までの希望者は誰でも受講できます。

●保育士採用試験対策

公立保育試験合格を目指した特別講座を開催します。この講座は無料の希望制です。この講座では、基礎となる「数的処理能力を身に付ける」、「文章構成能力」、「スピーチ力」や「面接の方法と内容を通して考える力」を、教育の最新事情や保育・教育教養についてとことん学びます。また、公務員一次試験対策として、数的処理や保育専門科目を中心に学びます。この特別講座を受講した60%以上の学生が公立保育士試験に最終合格しています（公立保育士2023年度実績）。

●複数免許取得に向けた支援

教職課程履修者は協定校の通信教育課程を履修、単位修得することにより、以下の免許を取得することが可能です。

学部	取得可能な免許状
人間健康学部	・小学校教諭二種免許状・特別支援教諭一種免許状
教育学部	・中学校教諭一種免許状（保健体育）・高等学校教諭一種免許状（保健体育）・特別支援教諭一種免許状

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