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TOHO INTERVIEW

【第16回】フラッシュモブで大学を元気にしたい。夢の続きは社会人として自立してから

ダンスサークルFREE STYLE代表

水野孝紀さん

人間学部人間健康学科3年

水野孝紀(みずのたかのり)

岡崎市出身。愛知県立岩津高校生活デザイン科卒。2015年度からFREE STYLE 代表。ボランティアサークルCOCOROにも所属。今年夏は東日本大震災の津波で児童74人が犠牲になった大川小学校の前に立ち、言葉が出なかったそうです。父親の指導で小学1年生から始めた空手は初段で、毎週日曜日には岡崎市で小学生たちにも指導。

 インカレ出場の女子サッカー部壮行会が11月11日、L棟4階ホールで行われました。式終了直後、突如会場に現れてヒップホップダンスを始め、女子サッカー部にエールを送ったのが15人近いFREE STYLE部員たちでした。”フラッシュモブ”と呼ばれる前触れなしのパフォーマンスで壮行会を盛り上げたFREE STYLE代表の水野孝紀さんに聞きました。

――女子サッカー部壮行会での”フラッシュモブ”が評判になっています。

 フラッシュモブは、街頭など大勢の人が集まっている場で、複数の人間が突然ダンスを踊りだすパフォーマンスです。FREE STYLEでは、今年4月、新入生歓迎とサークルのPRを兼ねて、S棟で初めて挑戦し、8 月には依頼のあった春日井市でのイベントでも実演しました。今回の女子サッカー部壮行会でのパフォーマンスは学生課から打診があり、部員たちに相談したら「ぜひやろう」とみんな大乗り気でした。涙を流して喜んでくれる女子サッカー部員たちもあり、やってよかったと思いました。あちこちから聞こえてくる声を聞いてもかなり好評で、本当にうれしかったです。

――ダンスはいつから始めたのですか。

 高校1年生の時の文化祭ステージで、先輩が踊るダンスに魅せられ、カッコいいなと感動しました。2年生からダンスの授業もありましたが、3年生になってからは、学生時代にダンスをやっていた先生から授業後、マンツーマンで指導をしてもらいました。大学に入ったら必ずダンスをしようと決めていました。僕らのダンスはいわゆるストリートダンスですが、僕もそうですが、多くの部員たちが、カッコいいなとか、ああいう風に踊れたらいいなという憧れが、始めるきっかけだと思います。

――大学祭イベント最後を飾ったFREE STYLE のステージも盛り上がっていましたね。

 僕が入学した年の大学祭最後の”大トリ”もFREE STYLE が演じていました。今年も、どのイベントよりもたくさんの観客に楽しんでもらえたので、代表としての責任を果たせ、ほっとしています。大学がもっと元気になればと思っていますので、少しは応援団的な役割を果たせたのもうれしいです。実は、僕が1年生の時はS棟地下で練習をしていましたが、2年生の時から強化指定クラブの吹奏楽団が部室として使うことになり、練習は狭いB棟地下のリズム室に移りました。その時の悔しさをはね返すためにも、FREE STYLE の名前を学内でもっと高めていきたという思いがあります。

――体育会系クラブにも見えますが、初心者でもついていけますか。

 確かにストリートダンスはスポーツです。でも、基礎体力をつけるためのランニングなど特別なトレーニングは必要ないと思います。活動では楽しく踊ることを心がけています。大切なのは、リズム感と体の使い方で、長く踊り続けるにはもちろん体力が必要になってきますが、普段の練習を積み重ねていけば大丈夫です。初心者で、リズム感がない新入部員には音に合わせて手拍子を取らせ、音に合わせて体を動かすことから始めさせます。僕も最初はリズム感がありませんでしたし、初心者でも全く大丈夫です。昨年の部員は23人でしたが、今年は35人に増えました。

――地下鉄伏見駅近くの日土地ビル前で、夜遅くまでストリートダンスの練習をしている若者たちを見かけたことがあります。FREE STYLE の皆さんも経験がありますか。

 実は僕らも日土地ビル前や栄の中区役所前でよく個人練習をしています。ストリートダンス系のサークルは名古屋大学や名古屋外国語大学、東海学園大学とか多くの大学で盛んで、専門学校や社会人の方々の愛好者もたくさんいます。日土地ビル前などではもうかなり前から、ビル内のオフィスの灯りが消えた午後9時ごろから、大学、専門学校、年代とか関係なくダンス好きが集まって練習しています。スーツ姿から着替えてダンスで汗を流している仕事帰りの社会人も結構おり、週末より平日がにぎわいます。大学祭前にはFREE STYLE のメンバーたちもチーム練習や個人練習を日土地ビル前でもやりました。

――大学祭も終わりましたが次の活動目標は何ですか。

 3月7日に名古屋駅近くのライブホール「Zepp Nagoya」 で、東海地区の大学、専門学校のダンス部で作るTDN(東海ダンスネットワーク)主催による「22大学合同卒業パーティー」というコンテスト形式のイベントがあります。各大学の4年生たちが企画とか全部やり、演技を競い、2000人は収容できるホールが満杯になるほど盛り上がります。愛知東邦大学は4年生が5人しかおらず、4年生の要望もあり、1~3年生7人を合わせた12人のチームで出場します。これからその準備に入ります。

――そろそろ就職活動も始めなければなりませんね。

 1年生のころは、ダンスで人を楽しませる仕事をしたいと思い、ユニバーサルスタジオとかディズニーランドのダンサーになろうと思っていました。今は、まずは社会人として自立したうえで、休日を利用したり、仕事が終わってから練習を楽しむくらいでいいかなと思うようになりました。11月中旬からは名古屋の旅行系の会社でインターンシップもさせてもらっています。警察官になりたいという希望はありますが、いろんな情報を得て、しっかり考えて決めたいと思います。就職課が開いた内定者報告会ではSPI(教養試験)対策をしっかりしなければいけないことも分りました。