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TOHO INTERVIEW

【第52回】4月にストリートダンスバトル全国舞台 「愛知東邦大FREE STYLE」として胸張って踊りたい

「マイナビDANCE ALIVE HERO’S 2019 FINAL」に出場するFREE STYLE部員

伊藤達真、野村晃大、大神三奈さん

伊藤さんと野村さんは人間健康学部、大神さんは教育学部

伊藤達真(いとうたつま)

 人間健康学部4年生。豊橋中央高校出身。2017年度部長。どうしてもダンスをしたくて1年の社会人生活を経て愛知東邦大学に入学。4月21日の舞台には社会人として参加。

野村晃大(のむらこうだい)

 人間健康学部3年生。誠信高校出身。2018年度部長。中学生でストリートダンスに出会い高校時代も友人と練習。FREE STYLE活動以外にも個人で全国大会やテレビのダンス番組に出演。

大神三奈(おおがみみな)

 教育学部3年生。東邦高校出身。高校のダンス部ではヒップホップ中心に踊る。大学で野村さんに声をかけられダンスバトルに挑戦。卒業後も30歳まではダンスと社会人の両立が夢。

 愛知東邦大学のダンスサークル「FREE STYLE」の5人が、4月21日に東京の両国国技館で開催される「マイナビDANCE ALIVE HERO’S 2019  FINAL」に出場します。ストリートダンスでは全国最大規模のイベントで、FREE STYLEは挑戦2年目で初の全国舞台出場を実現させました。ビッグな夢を実現させた5人のうち2度目の挑戦となった3人に意気込みを聞きました。

――開催案内によると「マイナビDANCE ALIVE HERO’S 2019  FINAL」は一般対象4スタイルと中学生以下のKIDS、大学・専門学校対抗5on5バトルRIZE(ライズ)の計6ススタイルがありますね。

野村 そうです。僕らが出場する「RIZE」は、「5on5(ファイブオンファイブ)バトル」と呼ばれ、各チーム5人によるダンスバトルです。1 人が30~40秒ずつ、DJが選んだ曲に合わせ交互に踊り続けます。全員が踊り終えると曲が止まってジャッジが行われます。

大神 全国7地区で予選にあたる大会があります。中部地区は8月、11月、1月に名古屋で開かれ、3回の獲得ポイント数でファイナル出場2チームが選ばれました。FREE STYLEでも出場5人のメンバーを選びましたが、1人が都合で8月、11月の大会に出られず別の1年生が代役で出ました。ここにいる3人以外の出場者2人は、ともに人間健康学部で2年生の児玉亮太君と1年生の伊藤一輝君。8月、11月に代役として頑張ったのが教育学部2年生の加藤涼子さんです。

伊藤 両国国技館は大学生のダンスステージとすれば一番あこがれの舞台。今年は5人が出ますが、初挑戦だった昨年は各チーム3人によるバトルで、FREE STYLEからはここにいる3人で挑みました。しかし、全く歯がたたない状態で予選落ちしました。

――FREE STYLEのダンス舞台は大学祭でも人気ですが、「ダンスバトル」とはどんな形なんですか。

野村 大学祭のステージで踊っているダンスは言わば、見てもらうシューケースですが、今度の大会はバトルです。僕は来年提出する卒論用に、バトルとショーケースの違いについて書き始めています。バトルは1対1やチーム戦など、ダンスの優劣により勝敗をつけます。DJが流す音楽によりプレーヤーが即興で踊ります。創造性、技能、音楽性を競います。これに対してショーケースは、個人やクルーでダンスを披露し、観客を楽しませることに重点が置かれます。曲や動き、振りが決められています。

――東海地区でストリートダンスに関わる学生団体「東海ダンスネットワーク」には28大学のサークルの約1500人が所属しているというデータを見ました。

野村 今回の中部地区大会には15大学のチームがエントリ―しましたが、FREE STYLEの部員は40人弱で最も小規模なサークル。どの大学のサークルも部員は100人を超えていると思います。トーナメントまで勝ち残った名古屋市立大、中京大、名古大、愛知東邦大、名城大、愛知淑徳大、名古屋工業大の学生数で比べてもFREE STYLEは最も小規模大学のダンス部です。

大神 中京大のように200人を超す大学チームもありますし、名古屋大学のように、他大学生も参加しているチームもあります。

伊藤 昨年、僕は部長でしたが、初めてこの大会を目指そうと決めたきっかけの一つは、僕らのような小さなサークルでも、ここに出たら一気に有名になるだろうと思ったからです。

――全国舞台ですから、嬉しさとともに緊張もしませんか。

 野村 僕は個人的に何回も全国大会は経験しています。日本で6人しか選ばれない大会でも戦ったりしていますし、「SUPER CHAMPLE」という日本テレビ系のストリートダンスを扱う番組にも出ています。ソロで出るときは、〝自分をメッチャ出すぜ〟と思うんですが、今回は、愛知東邦大学だけで作られたダンスサークルとして全国大会に出るということで、すごく思い入れがあります。愛知東邦大学、FREE STYLEの名前を全国にとどろかせられる。〝マジ、やったぜ〟と思っています。

大神 緊張しています。両国国技館に行くことになった名古屋市立大学など愛知東邦大学以外の大学チームの中には、出場を逃して泣いていた仲のいい子たちもおり、目の前で涙を見ています。中部代表になれなかったみんなの気持ちを背負っての出場ですからやはり緊張します。でも、今は、〝こうなったらやってやろう〟という思いです。

伊藤 僕は家庭の事情で、大学進学をあきらめ会社に就職した経験があります。しかし、やはり大学でダンスをしたいという夢を捨てきれず、1年遅れで愛知東邦大学に入学してきました。全国大会出場の夢は野村君と大神さんが、FREE STYLEに入ってきて一気に現実味を帯びました。国技館出場が決まった時は、〝会社を辞めて大学に入って正解だった〟と実感しました。

――ダンスはいつまで続けたいですか。

伊藤 工業系の商社への就職が決まっていますが、完全週休二日なので、ダンスはできる範囲で続けたいです。とりあえず4月21日の両国国技館は日曜日なので大丈夫だと思います。

大神 保育系の仕事に就きたいと思い教育学部で勉強していますが、やはり今はダンスを続けたい。年齢的にも30歳までは。保育の仕事との両立は難しいと思うので、30歳までは一般の仕事に就いて、ダンスをやめたら保育の仕事に就きたいと考えています。

野村 ダンスが出来ればどんな仕事でもいいと思っています。今でも大学以外での練習は夜、地下鉄伏見駅上のビル前広場などで踊っていますが、会社勤務を終えてダンス練習をしている人たちもたくさんいます。具体的な就職活動はこれからですが、とりあえずはダンスが第一優先です。