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新年明けましておめでとうございます。
愛知東邦大学 学長 成田良一より新年のご挨拶を申し上げます。
新年明けましておめでとうございます。
2011年は世界中で大事件が連続した年でした。チュニジアのジャスミン革命に端を発したアラブの春、未曾有の東日本大震災、津波が誘発した福島原発事故、タイの大洪水、ウォール街占拠、ユーロ危機など、さまざまな出来事が起こりました。特に、国内で起こった大震災と原発事故の被災者の方には心からのお見舞いを申し上げ、また亡くなられた方のご冥福を祈りたいと思います。年が変わったからといってこれらは終わってはいません。解決まで時間がかかることが数多くあります。
一つの出来事があると、現代の社会では玉石混淆の数多くの情報が飛び交い、瞬く間に消費され、しだいに風化して過去のものとなっていきます。中には意図的に風化をはかるような操作が行われることもあります。私たちはそれらに左右されることなく、真実を追究したいものです。
2011年には多くの人が関心を持ち被災地の復興支援に参加しました。原子力発電から脱しクリーンエネルギーの実現を模索する動きもありました。しかし、大震災の復興には数年かかり、また原発事故については処理や解決に数十年を要します。私たちは警鐘を気に留めずに危険な技術を使ってきました。その結果が学生や私たちの子どもの世代にまで大きい影響を与えます。原発を傍観してきたことを私は反省しています。
3.11 を風化させることなく、持続する志を持って、2012年も復興に向けて取り組みたいものだと気持ちを新たにしています。
それぞれの人にとって、今年が実り多い年であることを祈ります。
カテゴリ:ニュース|更新日:2012年01月06日
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