【第40回】「闘走信」を掲げ東海1位でインカレに 強い気持ちで仲間を信じ走り抜きたい

女子サッカー部主将

中村陽さん

人間健康学部4年生

中村陽(なかむら・みなみ)

 愛知県半田市出身。サッカーとの出会いは3歳の時で、フィリピンの日本人学校に赴任中の父親に連れて行ってもらい男の子たちと始めたのが最初。中学生だった刈谷81 FC時代まではずっと男子チームでプレー。日ノ本学園高校(兵庫県姫路市)を経て2014年に愛知東邦大学入学。2017年度は部員33人を率いる主将に。

 2017年度東海女子サッカーリーグが5月21日に開幕し、愛知東邦大学女子サッカー部の新シーズンがいよいよスタートします。キャプテンとして新チームを引っ張るのは人間健康学部4年生の中村陽さん。チームスローガン「闘走信」に込められた思いと1年を戦い抜く決意を語ってもらいました。

 

――いよいよ今年も女子サッカーシーズンが始まります。新キャプテンとしての抱負を聞かせてください。

昨年掲げて達成できなかった目標を成し遂げることです。3連覇を目指した愛知県女子サッカー選手権大会は決勝で聖カピタニオ高校にPK戦で敗れ、皇后杯大会への道も閉ざされました。ゴールで決めきれず、PK戦まで行ってしまったのが悔しかった。今年のインカレには静岡産業大学に続いての東海代表2位での出場ではなく、1位で出て、ベスト8の壁を突破したいです。私は昨年に続きMFとして、守備的な面も担いながら攻撃にも参加する重要なポジションを任せられます。常にチームを盛り上げられるよう、声を出し続け、背番号14から7に代わった私の背中を見てついてきてもらえるよう、体を張って頑張らなければと思っています。

 

――新チームとして掲げたスローガンは何ですか。

「闘走信(とうそうしん)」です。昨年は「一丸」を掲げてチームワークを重視しましたが、チームワークの点ではすでにまとまっているので、今年は信じ合い、攻撃して闘い続ける姿勢を重視しました。学年でそれぞれ話し合い、学年代表で集まり、先生方も交えて話し合いました。もちろん「笑顔と感謝」の精紳は変わりません。チャレンジ精神も常に持ち続けていたいと思っています。強いチームが必ず勝つわけではありませんから。

 

――GW中は群馬県に遠征に出かけ、早稲田大学など強豪校と練習試合を重ねましたね。

5月3日から5日まで、尾瀬のフェスティバルに参加しました。今年で3年目ですが、20校を超す強いチームがたくさん参加しており、愛知東邦大学も2チームに分かれて早稲田大学などの強豪校と試合をしました。昨年のインカレでも感じたことですが、大阪体育大学などとの対戦では体格差で圧倒され気味で、食の細さを克服しなければと思いました。監督の大勝先生の指示で栄養管理表を作ったりしていますが、さらに専門の先生にも相談して食の面からもできる対策に取り組みます。

 

――昨年までチームの主力だった4年生たちは卒業しましたが頼もしい新戦力の1年生たちが加わったのでは。

 はい。今年のチームは昨年より2人多い33人で戦います。このうち1年生が11人。静岡県の藤枝順心高校から3人のほか、福井工大福井高校などの強豪高校から力のある子たちが入ってくれました。5月21日の開幕戦では1年生も出る予定ですので期待してください。

 

――群馬遠征試合では、えんじ色のユニフォームも着用していましたね。

昨年のインカレから新しいデザインのユニフォームを着用しています。グリーンとえんじ色があり、えんじ色のユニフォームは今度の群馬遠征で初めて着ました。基本はグリーンがファーストの色ですが、相手が同じ緑のユニフォームであったりした場合は交渉しながらえんじ色になる場合もあります。

 

――試合会場では家族の皆さんが応援している風景をよく見かけます。

今回の群馬遠征にも足を運んでくださった親御さんもいました。私も兵庫県にあった高校時代はさすがに愛知県からは遠かったのであまり来ませんでしたが、愛知東邦大学でプレーするようになってからは両親がよく応援に来てくれます。他の部員の家族たちも同じように応援に来てくださっています。家族たちへの感謝の気持ちを示すためにも、勝ち続け、笑顔での結果を出さなければと思っています。

 

――女子サッカー部は地域貢献活動にも取り組んでいますね。

はい。2010年から取り組んでいる小学生や中学生を対象にした東尾張地区の女子サッカースクールは今年も5月から実施します。地域貢献であると同時に、私たちにとっても、人に教える立場、人前で話す体験を積むことで、社会に通用する自分を育てる貴重な体験になるという思いがあります。大勝監督からもそのことで期待されています。サッカー教室だけでなく、平和が丘学区の盆踊りなど、地域の方々に喜んでいただけるイベントにはできるだけ参加させていただこうと思っています。

MORE