愛知東邦大学

2016.12.05

空襲での犠牲から72年 「慰霊の日」で追悼式

 ????????????????????????????????????太平洋戦争末期の1944年12月13日、三菱重工業名古屋発動機製作所大幸工場で勤労動員中に空襲の犠牲になった東邦商業学校の生徒・教員20人を悼む「東邦学園慰霊の日」での追悼式が12月5日、東邦高校内の「平和の碑」前で行われました。

 式典には東邦高校、愛知東邦大学の生徒や教職員、犠牲となった動員生徒の同期生らが集う東邦辰巳会の会員や会員遺族も参列しました。

 追悼の言葉を述べた榊直樹理事長は、「痛ましい体験を生の言葉で語れる方々が相次いで他界されており、私たちにとって、72年前の悲惨な記憶を刻み直すことは使命であり続けます。あの日、空襲警報が突然鳴り響き、駆け込んだ防空壕は、昼夜勤務の合間に掘った、半地下の、猛爆撃にはひとたまりもない逃げ場でした。皆さんの夢や希望は一瞬にして砕け散りました」と、改めて空襲での惨状に思いを馳せ、「他者と共生・協働できる人格、壁ではなく橋をかけられる人材を育む覚悟を新たにし、皆様への追悼と誓いの言葉と致します」と述べました。

 ????????????????????????????????????東邦高校生徒会長の川上翔さん(普通科1年生)は「選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたにも関わらず、若者の選挙への関心はまだ低いように思います。一人ひとりが歴史に学び、平和について考え続けることを誓います」と誓いの言葉を述べました。

 参列者たちはこの後、全員で黙祷し、東邦辰巳会の会員から順に「平和の碑」前に献花を行いました。

 

 

 

 

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