愛知東邦大学

2018.09.14

東邦STEPの学生2人が子どもらに対応した避難所運営を体験

 愛知東邦大学のある名東区と隣接する尾張旭市の地域ボランティアグループが開催した防災講演会に、愛知東邦大学からも学生2人が参加し、地震などの災害に備える訓練を体験しました。
 防災講演会を主催したのは「はやぶさ地防会」(高橋賢一会長)。尾張旭市の市民活動促進助成事業として年1回開催されており、9回目の開催となる今回は「災害対策と子どもたちの避難所運営の知恵」をテーマに9月8日、同市渋川福祉センターで開催されました。
 愛知東邦大学にも地域連センターを通して、高橋会長から学生たちの参加要請があり、東邦STEPで公務員をめざして活動している経営学部地域ビジネス学科の鈴木駿さん(1年)と樋田良乃さん(2年)と、地域連携センター副センター長の藤沢真理子・人間健康学部教授が参加しました。

 参加者たちはAEDの使い方、人工呼吸の体験訓練のほか、避難所での子どもたちのストレス発散をどう遊びに取り入れるか、災害緊急非常食対策などについて講習を受けました。小学生や中学生ら子どもたちに地震や災害に備える体験をしてもらうのが大きな狙いでしたが、初めて参加した鈴木さん、樋田さんたちにとっては、救急救命活動ボランティアとして参加した愛知医科大学や中部大学などの学生たちとも知り合える機会になりました。
 藤沢教授によると、2人とも、楽しみながら学ぶ防災イベントの意義を実感した様子で、「AEDの使い方が思ったより難しかったので今後練習していきたい」「今回チャレンジしたおもちゃ作りはどれも簡単な物だが、災害が起こった時に避難所で子どもたちのストレス解消に役立つので覚えておきたい」「非常食の乾パンやビスケット等は水分を吸うので食べる時に水が必要であることを改めて痛感した」など感想を語っていました。
 藤沢教授は「地域連携センターはこれからも様々な地域活動を学生たちに紹介していきますので、学生の皆さんの積極的な参加を期待しています」と話しています。

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