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始球式に〝バンビ坂本〟 岡崎市民球場にどよめきと拍手

2018/7/30

 100回記念の甲子園出場校を決める高校野球西愛知大会決勝の始球式には、東邦高校OBの坂本佳一さん(56)がマウンドに立ち、岡崎市民球場を埋めた高校野球ファンを喜ばせました。
 坂本さんは1977(昭和52)年夏の第57回大会に出場。1年生ながら決勝まで5連投し、東邦高校を夏の甲子園初の準優勝に導きました。首が長く見えるきゃしゃな体形から「バンビ」の愛称で全国の野球ファンを沸かせました。この時の東邦はキャッチャーがNHK野球解説でも知られる大谷正成さん、三塁が現在の森田泰弘監督(いずれも3年生)でした。

 場内アナウンスが「試合開始に先立ち、東邦高校OBの坂本佳一さんによる始球式を行います。坂本さんはバンビの愛称でファンを沸かせました」と紹介。坂本さんが登場すると、場内からは年輩ファンらから、「おお」というどよめきとともに大きな拍手が上がりました。
 東邦先発の扇谷莉(らい)投手(3年)とともにマウンド上に立った坂本さんは、往年を思わせる投球フォーム。「ちゃんと投げられるか不安でしたが、デッドボールにもならず、ホームベースまで届いてほっといしました」と笑顔を見せました。

 東邦高校の甲子園出場はなりませんでしたが、坂本さんは8月5日から始まり甲子園大会でも大会13日目の始球式のマウンドに立ちます。
 第100回記念大会では、全日程で、夏の甲子園で活躍した元球児たちによる「レジェンド始球式」が行なわれ、坂本さんも、甲子園の長い歴史の中で、伝説として語り継がれる18人のレジェンドの1人としてマウンドに立ちます。
 始球式を行う元球児と日程は以下の通りです。(敬称略)
 ▽5日 松井秀喜(星稜)▽6日 石井毅(現・木村竹志、箕島)▽7日 定岡正二(鹿児島実)▽8日 牛島和彦(浪商)▽9日 平松政次(岡山東商)▽10日 谷繁元信(江の川)▽11日 水野雄仁(池田)▽12日 本間篤史(駒大苫小牧)▽13日 坂本佳一(東邦)▽14日 中西清起(高知商)▽15日 安仁屋宗八(沖縄)▽16日 板東英二(徳島商)▽17日 金村義明(報徳学園)▽18日 中西太(高松一)▽20日 桑田真澄(PL学園)、佐々木主浩(東北)▽21日 太田幸司(三沢)、井上明(松山商)
 ※校名は出場時。20日は第1試合が桑田、第2試合が佐々木。そのほかはすべて第1試合での登板。