愛知東邦大学

2018.05.28

教育学部1年生70人が名東区内8小学校の運動会でサービス・ラーニング

 教育学部が2014年度に開設されると同時に、1年生の「サービス・ラーニング」が始まりました。全国の大学で流布している単なる「学校ボランティア」ではなくて、地域の諸機関での奉仕活動(サービス)を通じて経験学習(ラーニング)を行なう独自の取り組みです。手初めに5月末に開かれる名東区内の小学校運動会で、入学直後の学生たちが毎年のようにお手伝いをしてきました。
 その運動会参加も今年で5年目となり、これまでで最も多い70人(男子30人、女子40人)が全8小学校に各6~10人に分かれて参加し、金曜日の5月25日午後の会場設営準備と土曜日26日の運動会本番で多彩な活動を行ないました。
 今年は参加学生が多いために、新たに受け入れてもらった小学校では、10人(男子6人、女子4人)が、学年別のサポート役や得点係、待機要員などの役目を担って、運動会の運営を舞台裏から経験することができました。

 「昨日の会場設営準備から大いに動いてもらっています」と校長先生が嬉しそうに語ってくれました。参加学生の一人は、「学校から明確な指示が与えられるので動きやすいし、先生方が気軽に声をかけてくれるので楽しい。高学年の子どもたちは私たちにまで敬語を使って丁寧に接してくれるので感心しました。来年も来たいです」と声を弾ませいました。写真は、徒競走でゴールインした子どもたちを順位別のグループに案内する女子学生、そして紅白対抗の得点を紅白のパネルで掲げる得点係役の男子学生の様子などです。
 今回の様々な経験をキャンパスに持ち帰って、その意味と意義を振り返って考察すること、さらに今後とも幼稚園や保育所、児童館などでサービス・ラーニングを広げて深めていくこと、この二つが1年生のサービス・ラーニングの課題です。

(教育学部 サービス・ラーニング委員会 今津孝次郎)

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