愛知東邦大学

2016.04.20

経営学部の田中さんがドバイでの車いすバスケ世界大会出場で壮行会

20160420_01 アラブ首長国連邦(UAE )のドバイで4月22日から29日まで開催される車いすバスケットボールの世界大会第8回「Fazza International Wheelchair basketball Tournament 」に経営学部地域ビジネス学科3年生の田中秀弥さんが出場することになり、愛知東邦大学は20日、壮行会を開催し榊直樹学長らがドバイ出発を前にした田中さんを激励しました。

 田中さんは同大会に日本車椅子バスケットボール連盟が派遣する男子ジュニア(23歳以下)日本代表メンバーとして選手12人の一人に選ばれました。

20160420_02 田中さんは中学1年生の時、家族旅行中の車が追突され、腰と左脚の付け根部分を粉砕骨折する大けがを負いました。小学3年生から続けていたフィールドホッケーを続けることはできなくなりましたが、母親の勧めで、中学3年生の時に車いすバスケットボールと出合いました。岐阜県各務原市の自宅に近いクラブチームに所属し、社会人選手たちと練習に取り組んでいます。

20160420_03 車いすバスケットは、障害レベルの重い順に1.0~4.5の持ち点が定められ、試合コートでは選手5人の持ち点合計が14.0を越えないルールで戦います。田中さんは日常生活では車いすは不要で、近距離なら杖(補助具)なしでも歩けるため、障害レベルは比較的軽い4.0ですが、競技ではその分、よりハードな機敏性、持久力を伴う車いすの操作が求められます。

20160420_04 田中さんの同大会出場は、高校3年生だった2013年の第5回大会に続いて2回目。同年、マレーシアで開催されたアジアユースパラリンピックにも出場しており、国際大会への出場は今回で3回目となります。

 壮行会は榊学長ら教職員代表が出席してH棟第四会議室で行われました。田中さんは「日本を背負って世界の舞台で金メダルをめざして戦い抜き、4年後の東京パラリンピックをめざしたい」と力強くあいさつ。榊学長は「世界大会代表にも選ばれる田中君のような学生が本学いることを知って驚くとともに、とても誇りに、そして本当にうれしく思います。車いすバスケットはきわめて激しいスポーツですがドバイでの健闘を期待しています。そして、2020年の東京パラリンピックにも出場し、愛知東邦大学出身であることを世に知らしめてください」と激励し、邦友会、後援会からのお祝い金を贈りました。

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