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硬式野球部投手たちが渋滞ピンチ救う

2018/2/2

 愛知東邦大学の硬式野球部員たちが平和公園で練習中、近くで起きた乗用車同士の衝突事故現場に駆けつけ、110番、119番通報するとともに後続車両の誘導にあたり渋滞ピンチを救いました。
 事故があったのは1月30日午後7時ごろで、東邦高校そばを東西に走る名古屋市道の平和堂東交差点付近。この日は近くで硬式野球部員約40人が練習中で、東山公園に抜ける1万歩コースで投手陣15人が、平和堂階段前広場で野手陣ら25人ほどが練習をしていました。

 投手たちが現場に近かったこともありいち早く現場に急行しました。エースの左腕3年生の米澤佑哉さん(経営学部地域ビジネス学科)、1年生右投手の中村励維(れい)さん(同)によると、双方の運転者とも負傷している様子はなかったものの、路上にガソリンが漏れるなどしていたため警察と消防に通報。さらに、衝突車両が道路をふさいで、それぞれの後続車が進めなくなり渋滞が広がっていました。
 このため、投手陣15人と駆けつけた荻巣幹典コーチ、マネージャーの又吉翔也さん(教育学部3年)、福田唯奈さん(同)らも加わって、二手分かれて、渋滞車両にUターンや迂回を勧め、名東消防暑の救急車、千種警察暑のパトカーが到着するまで30分近く交通整理にあたりました。

 中村さんは「年輩の女性運転者は不安そうだったので声をかけて励ますとともに、時間的に暗かったので運転席から発炎筒を取り出して万一に備えました。片方の車を運転していた男性はやや興奮気味でしたが、けががなくほっとしました」と振り返りました。
 横道政男監督は「困った人がいたら助けるのは当然のことだが、部員たちは適切な判断でよくやってくれました。人身事故にならなくてよかったです」と話しています。
 愛知東邦大学には翌日、学生たちの機敏な対応に名東消防暑から感謝の電話が入るとともに、運転女性の娘さんが、「硬式野球部員たちへ感謝の気持ちを伝えたい」と、お礼の洋菓子を持って学生課を訪れました。