愛知東邦大学

2017.11.17

「東邦プロジェクト」チームの運営で第2回名東区学生ミーティング開催

 若者たちの声を区政に反映させようと、愛知東邦大学と名東区による連携プロジェクト「名東区学生ミーティング」が11月16日午後4時半から、愛知東邦大学LCホールで開かれました。実施運営にあたったのは経営学部の舩木恵一教授が担当する全学共通科目「東邦プロジェクトA」(1年生20人)と「同C」(2年生20人)の学生チーム。昨年に続き2回目の開催ですが、今回は東邦高校生徒5人、愛知淑徳大学生2人も参加し、ミーティングの様子を見守った名東区などの関係者も含め60人近い参加者となりました。

 名東区の朱宮信行区政部長は、「名東区は東邦学園と2015(平成27)年度から包括的連携協定を結び、愛知東邦大学の学生の皆さんには様々な区のイベントに参加してもらっています。2016年度から名古屋市全ての区で区民会議を開催しています。本日出された意見は12月の区民ミーティング、来年3月の区民会議に反映させていただきます。若い皆さんの活発な意見交換に期待しています」とあいさつしました。
 ミーティングでは「学生の地域活動への参加の実態と課題」をテーマとし、特にボランティア活動と地域交流イベントへの参加の現状と課題について、7人ずつ6テーブルに分かれて意見を行いました。

 意見交換を終えて、各テーブル代表者がその内容を発表。「他校との交流は学生たちにとっても新たな学びについて考える機会になるのではないか」「ボランティア活動は大変だが達成感がある」「昨年の熊本地震の際、被災地の物産品を販売するボランティアをした。自己満足に終わらず自分を成長させるボランティアであるべきでは」「災害があった時にお互いが助け合えるためにも地域の交流は必要」などの意見が出されたことが紹介されました。各テーブルの発表者6人中、4人が東邦高校1年生でした。

 最後に舩木教授が「学生が地域活動に関わる可能性の高い点を考えて、ボランティア活動と地域イベントへの参加という2点のテーマでのミーティングになりました。初めて体験したワークショップで戸惑った学生もいたと思いますが、皆さんには積極的に関わっていただきました」と講評し、午後6時半にミーティングを終了しました。

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