愛知東邦大学

2017.07.27

教育学部の学生が里親会と連携して宿泊交流キャンプを実施

 教育学部子ども発達学科の伊藤龍仁准教授ゼミの学生11人(3年生8人、4年生3人)が7月22~23日、名古屋市親和会(里親会)と連携して1泊2日の宿泊交流キャンプ「ハックルベリー・サマー2017」を実施しました。参加したのは名古屋市内の里親・里子を中心に、児童相談所や施設で里親を支援する職員も含めた合計60人です。
 伊藤ゼミは実践力豊富な保育者・教育者を育成する目的の専門演習として、名古屋市港区のとだがわこどもランドなどで「レッツゴーしゃぼん玉」を実施してきました。そして今回、里親会と共に取り組む宿泊交流キャンプは初めての挑戦でした。

 ハックルベリー・サマーの会場は犬山市内のキャンプ場です。ここで学生たちがキャンプリーダーとなって子ども達のグループを指導するとともに、里親さんや児童相談所の職員らと協力して、ネイチャーハイク、カレーライスづくり、キャンプファイヤーなどに取り組みました。この日のために学生たちは半年前からトレーニングを積み重ね、準備してきました。その努力が実って企画は成功し、子どもたちの笑顔と元気な声が森中にこだましました。
 キャンプの最後には、里親さんと子ども達からの感謝のプレゼントもいただき、学生たちは感動してキャンプを終えることができました。 子ども達は帰宅後も楽しそうに思い出を話し、「また行きたい」と言っているとの報告もお聞きします。素敵な夏休みの思い出をプレゼントすることができたようです。
 参加した学生は「すごく勉強になることも多かった上に楽しめたし、ゼミ内でも仲が深まったと思いました。子どもたちはとても可愛かったです」(3年、山田美優さん)「準備とか練習とかすごく大変だったけど、1泊2日すごく貴重で楽しい時間を過ごせました。伊藤先生のゼミを選んでよかったと改めて思いました」(同、大西真未さん)と感想を述べています。この経験を通してゼミ学生たちは一回り成長し、さらに団結力も高まったように感じます。
 9月30日には今年2回目の「レッツゴーしゃぼんだま!」を名古屋市北区の上飯田児童館で行う予定です。地域の親子の皆さん、是非あそびに来てくださいね!(伊藤龍仁)

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